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タイトル世界が息をのんだ記念日
記事No969
投稿日: 2002/06/22(Sat) 22:45
投稿者TraJan
 誰も書き込みしていませんが、今日は51回目の世界が息をのんだ記念日です。
 ところで、「世界が息をのむだろう」という話はヒトラーの談話だと思いますが、いつどこでなされた談話なのでしょうか。明らかに開戦前の談話のはずですが、その話が漏れたら奇襲に影響がありますし少し気になったのですが、調べてもよくわかりませんでした。
 それとこの「世界は息をのむだろう」はドイツ語の原文ではどのように言っているのでしょうか。
 有識の方にご教示いただきたくお願いします。

タイトル
記事No970
投稿日: 2002/06/23(Sun) 11:40
投稿者蒼き臥竜
参照先http://miyabi.gaiax.com/home/aokigaryou
>  誰も書き込みしていませんが、今日は51回目の世界が息をのんだ記念日です。

イクチオステガが初めて肺呼吸をした日ですか?

タイトルRe: 息
記事No971
投稿日: 2002/06/23(Sun) 22:28
投稿者TraJan
 臥龍さん こんにちは。

> イクチオステガが初めて肺呼吸をした日ですか?

 一瞬なんの事かと思いましたが、太古の両生類に進化した魚ですね。

 ここを読んでいる方ならこれくらいはわかるだろうと思って書いたのですが、確かに色々な方がいるので、言葉足らずだったようです。
 臥竜さんの発言はたぶん冗談だろうとは思いますが、いちおう補足しておきます。

 第二次世界大戦中にドイツがバルバロッサ作戦を発動する前のヒトラーの有名な談話が残されています。「バルバロッサ作戦を発動したとき、世界は息をのむだろう」という作戦の大成功を前提とした、ヒトラー一流の談話なんですが、これは、いつどこでなされたものだろうかという質問です。

タイトルRe: 世界が息をのんだ記念日
記事No983
投稿日: 2002/06/27(Thu) 23:40
投稿者shoburo
TraJanさん、こんにちは

>  ところで、「世界が息をのむだろう」という話はヒトラーの談話だと思いますが、いつどこでなされた談話なのでしょうか。明らかに開戦前の談話のはずですが、その話が漏れたら奇襲に影響がありますし少し気になったのですが、調べてもよくわかりませんでした。

私も是非知りたいです。(^^;

これがもし対外的発表であるとするならば、開戦日早朝のラジオ放送でゲッベルスが国民へ向け対ソ宣戦布告を発表していますが、そのときの一節かなという気もしますが。

何の情報もなしで、すみません。
ただ確実なのは、今年は61回目の記念日ではないかと(^^;;;;;

タイトルRe^2: 世界が息をのんだ記念日
記事No984
投稿日: 2002/06/28(Fri) 00:13
投稿者TraJan
 shoburoさん こんにちは。

> これがもし対外的発表であるとするならば、開戦日早朝のラジオ放送でゲッベルスが国民へ向け対ソ宣戦布告を発表していますが、そのときの一節かなという気もしますが。

 ふむふむ、そんな感じですね。あるいは、翌日の新聞とか。


> ただ確実なのは、今年は61回目の記念日ではないかと(^^;;;;;

 ギクゥ・・・
 指の数より多い数字は「たくさん」ということで。(爆)


 本当のところはどうなのでしょうか。
 こういう時は山崎さんの意見を伺いたいところでありますが、いかがでしょうか。

タイトルRe^3: 世界が息をのんだ記念日
記事No985
投稿日: 2002/06/28(Fri) 18:03
投稿者山崎 雅弘
参照先http://www.mas-yamazaki.com/
ありゃ、こっちに来たか。私はてっきり、ドイツ軍問題に詳しいさとうとしゆきさんあたりが教えてくださるかと思って見物してたんですが(こういうのを「たらい回し」という)。

サンセット版『失われた勝利』の表紙で、この言葉の英文表記を入れる際に参照した英文の本を見れば、何かわかるだろうと思うんですが、実はワールドカップの影響で抱えている仕事の進行が大きく遅れてしまっていて、今すぐに本を探し出すことができません。ということで、来月初め頃に確認して、書き込ませてもらいますので、今はご勘弁を。

どうやら、瀬戸さんや松代さんも同じ状況らしい。一次リーグのセネガル=フランス戦とか、物議を醸した韓国=イタリア戦とか、いい試合がいくつもあったからなあ。としゆきさんとこは大丈夫ですか?

タイトルRe^4: 世界が息をのんだ記念日
記事No990
投稿日: 2002/06/29(Sat) 04:54
投稿者さとうとしゆき
やはり振られてしまいましたね。
この件は確認しようと気になっていたのですが、
先月および今月はめいっぱい忙しくて、お役に立てませんでした。
お役に立てず恐縮です。

以下、余談です。

月末で非常に厳しい状況ですが、イルハンとカーンを見るために
さぼってしまうかもしれません。

ところでカーンというと私の知人の多くは「スタートレック2」
を思い出すようですが、私的には「戦争のはらわた」でした。

タイトル戦史ファンの視点で見るW杯
記事No997
投稿日: 2002/06/30(Sun) 15:14
投稿者山崎 雅弘
参照先http://www.mas-yamazaki.com/
としゆきさん、こんにちは。

> 月末で非常に厳しい状況ですが、イルハンとカーンを見るために
> さぼってしまうかもしれません。

やはり同じだったか。安心しました(R群のHさんがこれを見ていない事を祈る)。

イルハンは、じゃりんこチエ(って東京の人は知りませんか)に似た容貌に似合わず、ゴール前での嗅覚は天才的でしたね。スライディングしてくる敵ディフェンスの尻の下を抜くとは…。二点目のループシュートも芸術的でした。

ところで、今回の大会では、戦史ファンの視点で見ると興味深い対戦カードがいくつかありましたね。フォークランド紛争がらみのイングンド=アルゼンチンはもとより、フランス=セネガル、イングランド=ナイジェリア、ドイツ=カメルーンなどの「旧宗主国対旧植民地国」の対決など、一般人とは違う視点で楽しんだ人が、少なくとも私の周囲では二人いました。マニアックなところでは、イタリア=クロアチア戦というのもありましたね…。

タイトル独ソ戦より
記事No986
投稿日: 2002/06/28(Fri) 22:55
投稿者QUIET
TraJanさん、こんにちはQUIETです。

>  それとこの「世界は息をのむだろう」はドイツ語の原文ではどのように言っているのでしょうか。

ドイツ語は(遠い昔に第2外国語で勉強しましたものの)とっくに忘れてしまいましたが、英語でしたらAH版のRussian campaignルールブックの序章部分の結びのところに下記の様に記されています。

"When Barbarossa begins all the world will hold its breath."

このドイツ語版(単純に独語訳していいか不明です)をヒトラーがいつどこで発言したかは分かりません。ご参考まで。

タイトルRe: 独ソ戦より
記事No992
投稿日: 2002/06/29(Sat) 07:51
投稿者QUIET
バルバロッサのつづりがちがっていました。訂正します。

"When Barbarossa begins all the world will hold its breath."

(業務連絡:訂正しておきました。BY TJ)

タイトル「失われた勝利」では
記事No996
投稿日: 2002/06/30(Sun) 09:45
投稿者TraJan
 QUIETさん こんにちは。

 失われた勝利(サンセット)の表紙では、

"The World will hold ist breath at the launching of Operation BARBAROSSA."

 と書かれています。
 当然ながら、ドイツ語を英語に訳しているので、訳者によって多少バリエーションがあるようですね。

タイトルRe: 世界が息をのんだ記念日
記事No1023
投稿日: 2002/07/11(Thu) 02:39
投稿者山崎 雅弘
参照先http://www.mas-yamazaki.com/
TraJanさん、こんにちは。

件の洋書はまだ見つかっていないんですが、デイヴィッド・アーヴィングの『ヒトラーの戦争』(早川書房)上巻・P263-266に、この発言をめぐる詳細が書かれています。それによると、1941年1月7日から9日まで高官を集めて秘密の軍事戦略会議が開かれ、ヒトラーは9日に行った長い演説の中で、ソ連侵攻作戦とその意義について説明しています。

『そうなる(ソ連を征服する)と、ドイツは難攻不落になる。ロシアの広大な空間は莫大な予想もつかない富を生むだろう。ドイツはそれらを形の上では併合しないで、それらを経済的に、政治的に支配せねばならない。こうしてわれわれは、必要とあれば、将来すべての大陸と戦えるだけの必要なすべてを持つことになる。われわれは無敵になる。われわれがこの作戦を闘う時、ヨーロッパはかたずをのむがよい』(P266)

原文が不明なので断定は避けますが、どうやら固唾を飲むのは「世界」ではなく「ヨーロッパ」だけでいいそうです(笑)。

タイトルRe^2: 世界が息をのんだ記念日
記事No1032
投稿日: 2002/07/13(Sat) 12:58
投稿者TraJan
 山崎さん こんにちは。

> 『そうなる(ソ連を征服する)と、ドイツは難攻不落になる。ロシアの広大な空間は莫大な予想もつかない富を生むだろう。ドイツはそれらを形の上では併合しないで、それらを経済的に、政治的に支配せねばならない。こうしてわれわれは、必要とあれば、将来すべての大陸と戦えるだけの必要なすべてを持つことになる。われわれは無敵になる。われわれがこの作戦を闘う時、ヨーロッパはかたずをのむがよい』(P266)

 ゲッペルスあたりがこれを聞いて「使える!」と膝を打ったのかもしれませんね。もちろん公表するときには「ヨーロッパ」を「全世界」へと規模を大きくして。なんかありがちな感じでがします。

タイトルRe: 世界が息をのんだ記念日
記事No1976
投稿日: 2004/06/13(Sun) 13:42
投稿者TraJan
 もうすぐ63周年記念ということで、古いスレを上げさせていただきました。
 新しい知見はありますでしょうか。