History Quest「戦史会議室」
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タイトル Re^5: 1940のフランス軍の戦略構想
投稿日: 2005/01/23(Sun) 22:42
投稿者DASREICH

>  こちらこそ、最初の書き込みに不適切な表現をし、まことにすみません。英仏連合と独伊枢軸の詳しい戦力比較や戦術の格差については、私はそう詳しくないので、主にポーランド崩壊から独伊枢軸による仏本土侵攻直前までに、独仏が講和する可能性について述べたいと思います。
>
早速のご意見ありがとうございます。まずは、山家様の意見に対する私の所感を少々。まず講和条件ですが、あの時点で講和交渉に持ち込めば、ヒトラーは結構寛大な条件を出してきたと思います。その根拠は、まずヒトラーはあ段階での対仏戦は予想しておらず、そもそも英仏が干渉してこない、という前提で対ポーランド戦を始めたはずです。そのあたりは開戦の経緯を調べてみますと感じるものと思います。ヒトラーの生涯の目標は東方にあり、西洋世界との戦争は彼にとってできるだけ避けるべき課題であり、いわば誤算であったと文献等により読みとれる物と思います。それが講和交渉に持ち込める、というのなら彼にとって願ったりの事態であり、外交上のアクロバットは大得意の彼なら、思わぬ条件を出してくる可能性の方が、過酷な条件でご破算にする可能性より大きいような気がします。
根拠その2ですが、パリも陥落し、いわば仏を煮て食おうが好きに出来る状況となっても、彼は独自軍と一定の主権と領土の保持という早期戦争終結を優先したかなり寛大といえる条件で講和しました。その点から考えても、まだ力を保持している状態の仏に対してはかなり寛大な講和が予想できるのではないでしょうか?


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