タイトル | : Re: 宋銭・明銭と日本経済史について |
投稿日 | : 2006/07/13(Thu) 23:10 |
投稿者 | : Giftzwerg |
Trajanさん、こんにちは。
ぶっちゃけ、もう少し日本史を勉強してクレヨ〜(笑)って感じですね。
ただ、経済史や経済に関連する国際関係史、民衆生活史については、
最近2〜30年で研究が進んできています。
高校の教科書の内容等も昔とはかなり変わってきていますし、新聞記事等で
新しい学説が紹介されていて「目から鱗」みたいなこともよくあります。
>そんなに大量に流通していたのだろうか?
大量に流通していたし、現代も大量に残っています(笑)。
イメージとしてはこのあたりが参考になります。
http://miraikoro.3.pro.tok2.com/study/genbutu/genbutunihonshi19.htm
宋銭・明銭と日本の経済史については下記のHPがよくまとめられています。
http://miraikoro.3.pro.tok2.com/study/quiz/n03-3.htm
それから、No.2685 にも書きましたが、貨幣の流通が少ない地域では
(貨幣価値に換算しての)物納が一般的でした。
また、主に戦国時代以降は、銀や金も銭の代わりに(重量を測って)
流通していました。
佐渡、甲州など金山が多い東国は金本位制、石見、但馬など銀山の多い
西国は銀本位制とよく言われます。
西国が銀本位制なのは、中国大陸が銀本位制だったことの影響もあります。