タイトル | : 名訳とトホホ訳 |
投稿日 | : 2010/01/26(Tue) 00:36 |
投稿者 | : TraJan < > |
ぴょんさんの話題でふと思いついたのですが、ゲームや映画のタイトル訳で「これは名訳だ!」というものや「もう少しマシな訳は思い付かなかったのか?」というものまで、いろいろあると思います。そこで良くも悪くも印象に残ったタイトルを挙げてみたいと思います。
<名訳>
●電撃ドイツ戦車隊
これはSLシリーズのゲームで、原題は「クレシェンドオブドーム」直訳にすると「迫り来る破滅」とかいう感じでしょうか。原題は連合軍側を主題にしていますが、ホビージャパンはドイツ側を主題にした見事な勝利タイトルにしています。
●戦争のはらわた
戦争映画の金字塔とも言われるこの原題は「クロスオブアイアン」つまり鉄十字賞を意味します。原題は比較的ストレートですが、タイトル訳は映画の内容を咀嚼してよく練られています。惜しむらくはこの傑作タイトルを後のゾンビ映画にパロられてしまったことでしょう。
なお、ゲームの方は趣が異なるので、「クロスオブアイアン」のままで正解だったと思います。
<トホホ訳>
●プライベートライアン
数年前に公開された映画です。原題はセービングフォープライベートライアンで、直訳すれば「ライアン二等兵を救え」になりますが、この邦題では、ライアンの私生活という意味にしか受け取れないでしょう。
●銀河大競争
最近のドイツゲームですね。原題はレースフォーギャラクシーなので、ほぼ直訳ではありますが、ゲームのテーマは発展競争であって、レースではないので「大競争」はないと思います。もう少しひねって欲しいですね。