投稿時間:2003/02/03(Mon) 02:38 投稿者名:Giftzwerg
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タイトル:2/1リプレイ報告
こんにちは Giftzwergです。
2/1のインメルマン例会でテストプレイを行いました。 2/1なので、作戦開始からちょうど60周年のプレイになります。 別の卓では、「Vマン(vMBB)」のプレイも行われていました。 今回のプレイでは、プレイヤーが2人で、かつ結構長考したので1日プレイして7ターン前半で終了しました。 前回の反省に鑑みてソ連軍プレイヤーは初動でSlavyanskに向かわず、第19装甲師団と第320師団、333師団の攻撃に専念しました。 南部はこの方がまともな展開になるようです。 北方ではドイツ軍プレイヤーは後退戦略をとりました。 これに対してソ連軍プレイヤーは、独軍歩兵部隊に対して第2フェイズで戦車部隊で攻撃を行い、進撃速度を速める作戦を取り、ハリコフを目指す作戦を取りました。
この結果、ゲームはかなりブラッディな展開になり、ソ連軍の進撃速度も史実以上に速くなりました。 ゲーム終了時には、ドイツ軍歩兵師団の内、第320師団の2個連隊、第333師団の1個連隊、第168師団の2個連隊が除去され、残りもステップロスした状態でした。 これに対して、ソ連軍の戦車部隊は4個軍団が配下の2部隊以上を失って事実上崩壊、他の戦車部隊も増援以外はほとんどステップロスして、攻撃衝力が大幅に低下した状態でした。
結局、Slavyanskは5ターンまで陥落せず、Slavyansk隣の荒地ヘックスはゲーム終了までドイツ軍が保持していたため、Lozovaya方面に進出したソ連軍は補給切れになって転進、幹線鉄道切断に向かった一部はドイツ軍の反撃で除去されました。 このため、戦線は北部と南部に分断された状況でゲームが続きました。 奇しくも「Vマン」も同じような状況でしたが、こちらは史実よりもソ連軍の進撃速度が遅くなっていたようです。
ゲームバランスについて、前回のドイツ軍有利という感想は変わりました。 ゲームバランスが悪いのではなく、前回のSlavyanskを直接包囲するという作戦が(攻撃に失敗すると)最悪だったようです。 ただし勝利条件的には、Slavyanskが早期に陥落しないとソ連軍のサドンデス勝利条件はほぼ達成不能であることは変わらず、ソ連軍の勝利は(ダイスの目が走って)ドイツ軍がガタガタになって反撃もままならない状態になった場合だけであるように感じました。 現時点では、おおまかな感覚として ソ連軍勝利 10%前後くらい 引き分け 50〜60%くらい ドイツ軍勝利 30〜40%くらい という感じです。 ソ連軍勝利条件を変更するか、Slavyanskが序盤に落ちやすくする必要があると思っています。
次の週末も連休を利用して、杉並ゲームサークル、ミドルアース東京とで2回テストプレイする予定を立てています。 どちらも1日例会なので、後半までプレイすることはできませんが、いろいろ試してみようと思います。
対戦日 2003年2月1日 プレイ時間 約11時間 対戦者 独軍Giftzwerg、赤軍小原氏 赤軍奪取 独軍奪回 Belgord 4 Akhtyrika Khar'kov1 6 Khar'kov2 6 Khar'kov3 7 Lyubotin 5 Chuguyev 4 Merefa 7 Zmiyev 5 Krasnograd Slavyansk 5 Lozovaya 3 5 Kramatorsk Artemovsk 2 Krasnoarmeyskoye Sinel'nikovo Zaporozh'ye
7ターンのソ連軍ターン終了時に時間切れで終了。
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