投稿日 | : 2003/03/20(Thu) 12:16 |
投稿者 | : 青侍 |
Eメール | : ishiiy@kus.hokkyodai.ac.jp |
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タイトル | : Re^3: ルールについて |
> 確かに「補給切れ」と「孤立」を区別すれば、防御側はきちんと戦線を張り、攻撃側はちゃんと敵の弱い所を攻撃するという、今回のテストプレイと正反対の展開が期待できるゲームとなるでしょう。
> しかし、史実の独軍はきちんと戦線を張る戦い方をしたか?という問題もあります。圧倒的多数の敵に襲われた場合防御側としては、援軍を期待できないなら、包囲されないように戦線を張りじりじり下がった方がよいでしょう。一方で援軍が来ることを予測できるなら、バストーニュの101師団のように、例え包囲されても交通の要衝で抵抗を続けた方が良い場合もあるわけです。
拠点防御が悪いと言っているわけではないのです。拠点防御の場合、広く戦線を解放するのですから、後方に浸透されて補給切れにならざるを得ないわけですが、そのリスクを負わないようにしている補給ルールの問題を指摘しています。この場合、戦闘をせずに後方に浸透するのですから、補給としては食糧や燃料という者が不足するわけですが、それらは一定町や村で確保できます。43年にドイツ軍が焦土作戦を実施したときに、地域住民に当面の食料等を残したのですが、後からやってきたソ連軍に全て徴発されています。ソ連軍の体質として、現地調達できるものは調達しているみたいです。新兵を含めて。