9月6日(日)のTSS例会にて,Hannibalをプレイしましたので報告します。私がカルタゴ,Tn氏がローマでした。
序盤は平均的な立ち上がりでした。理由は忘れましたが,ハンニバルは第1ターンからイタリアに侵入することにしました。第2ターンもほぼ睨み合いに近い状態に終始しました。
ところが,第3ターンにタレンツム陥落のカードがカルタゴに来まして,幸いローマが1行軍にて上陸部隊を叩けないことを良いことに,イタリアに上陸し,次フェイズにはタレンツムを陥落せしめます。ここでローマはエトルリア方面にいた軍勢をこれに差し向けます。すかさず,ハンニバルはAriminiumにいた軍勢を撃破します。兵力比は劣っていたので,むしろやらない方が良かったのかも知れませんが,結果オーライといえましょう。この結果を受けて,ローマは残兵をローマに後退させるとともに,タレンツム方面へ兵力を派遣します。
第4ターンの情勢
しかし,第4ターンにハンニバルが南下するに及び,南方のローマ軍はシシリアに脱出します。この後第4ターンと第5ターンに小競り合いが発生しますが,何れもハンニバルが勝利を収めます。
第6ターンにはローマに大スキピオが登場し,すかさずカルタゴ攻略を開始します。ここで2ダメージを受け,カルタゴは風雲の灯火となりました。ハンニバルが救援に港に向かいますが,G.Neroのインターセプトに阻止されます。幸いキャンペーンだったので,Hasdrubalが海輸で駆けつけ,救援を行いますが,敢えなく敗退します。
満を持して大スキピオがカルタゴ攻略に取りかかりますが,残念ながら攻略には失敗。カルタゴは一息尽きます。
ここでハンニバルがわずか5兵で帰還して,大スキピオと決戦。僅差の戦いながら兵力比を逆転して,辛うじてハンニバルは勝利を収め,大スキピオはイタリアに帰還して行きました。しかし,カルタゴはもはや海輸カードを使い切っていたので,イタリアに残ったH.Gisgoに圧力がかかります。
第7ターンの情勢
第7ターン,H.Gisgoは北イタリアに撤退してゆきますが,大スキピオがこれを追ったため,中部と南部の備えが弱くなっていました。ここで,ハンニバルは和平を利用して5兵でイタリア南部に上陸するとともに増援を呼び寄せ,ローマのVarroを撃破します。
しかし,この移動は北での同盟国の減少をする前にと考えて行ったのですが,やや拙速に過ぎました。しかも退路はローマPCで阻まれています。大スキピオは直ちに南下し,ハンニバルに攻勢を仕掛けます。ここで見事にローマは勝利を収めます。追撃の結果ハンニバルは1兵残ったのですが,ローマPCにより退路を断たれているためこれも損耗し,ハンニバルも討ち死に。カルタゴには悔いの残る選択となってしまいました。
この時点でカルタゴの勝ちは薄いと思われたので,投了させていただきまし
た。
根性鉢巻を頭に、勝ち誇るあまり「ぞんび・ぞ〜さん」と熱唱するTn氏。
Tn氏は今回が実質2回目のプレイなのですが,なかなかセンスがあるプレイでした。割とHannibalってプレイに癖があって,プレイヤーに習熟を要するように感じていたのですが,そうでもないのかな?まぁ,ただ単に私の技量が低くて,同レベルの戦いになったのかも知れませんけど。(^_^;)
YEN