1996年7月27日(土)のTSS例会で,私とTraJanT氏がHANNIBAL(AH)をプレイしましたので報告いたします。ローマが私,カルタゴがTraJan氏で,同氏は今回が初のプレイです。

 まず,1回目のプレイでは,ガリアの蛮族の反抗を受け,かつアルプス越えで損耗を受けたハンニバルは,北イタリアで地歩を築こうとしますが,残念ながらローマの攻勢を受け止めることが出来ず,あっさりと戦闘に敗北します。
 ただ,戦闘解決方法にTraJan氏は大喜びで(^_^;),もう一度やろうということになりました。

 次のプレイではヒスパニアのほぼ全軍を引き連れたハンニバルは,HANNIBAL CHARMS ITALYを連続して引くことにより,確固たる地歩を築くことに成功します。イタリア軍の反撃は,コンスルとプロコンスルの確執や,総指揮官と下位指揮官の指揮権の混乱から,連携を欠くこととなり,連戦連敗,これがPCの喪失に重なり,ますますハンニバルの勢力増強に繋がります。一時期はイタリアの殆どがハンニバルの支配下にありました。
 しかし,そのころBAETICAとNEW CARTHGEはローマの支配下にあり,かつ,HANNO COUNSELS CARTHGEにより,カルタゴ本国軍がハンニバルの援軍に来ることがほぼ絶望的になっていました。
 そして,ローマでの決戦で,ハンニバルはまさかの大敗を喫し,命からがらでアルプスを越えてヒスパニアに帰還します。ここでスキピオ・アフリカヌス登場!勝負はあったかに見えました。
 しかし,ローマはここでミスをします。ハンニバルがたった2兵しか持っていないので油断して,ヒスパニアの軍をコンスルとプロコンスルの2隊に分割したのです。前の教訓は全く生かされませんでした。これは致命的で,ハンニバルの果敢な攻勢に会い,両軍とも壊滅的打撃にあいました。
 これで持ち直すかと思われたのですが,悲しいかなハンニバルには兵力がありません。そして,スキピオ・アフリカヌスとMARCELUSの両プロコンスルの統一的な指揮により,遂にハンニバルはヒスパニアの地に散ったのです。

YEN      

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