1996年9月29日(日)に名古屋市港社会教育センターで行われた,東海作戦研究会(TSS)例会でのHANNIBAL(AH)のリプレイです。
HANNIBALを以前引き込んだ初心者のRINに請われてプレイしました。このゲームを非常に気に入ってくれたようです。(^_^)
私がカルタゴ,RINがハンニバルでした。
まず最初のゲームでは,私はマケドニアとの同盟,CORSICAの反乱やSICILIAの反乱等,非常にいい戦略カードを引いたのでイベント起こしに徹しました。その結果イタリア乱入は第2ターンとなりました。
しかし,蛮族の反乱,アルプス越え,疫病等でハンニバルはあっという間に5戦力まですり減りへり,もう帰ろうカナ・・・。(^_^;)その後も援軍は海に落ちるはで,もう大変。(^_^;)
そして第4ターン,たまたまローマ近辺にいた2人の将軍が戦略値3で,もうカードも残り少ないので,一か八か部隊をばらまいてから和平に持ち込み,その間に同盟国を増やそうと考えましたが,相手は非情にもメジャーキャンペーンを持っており,リアクションにも失敗し退路を断たれ,あっと言う間にぶち殺されました。(^_^;)
合宿での成果を見せるつもりだったのですがいいとこなしですね。(^_^;)
もう一度したいといってきたので再度プレイ。今回もマケドニアとの同盟や攻城兵器等のいいカードがでたので,ハンニバルはアルプス越えまで至りません。
ここでまた,蛮族の反乱がだされ一瞬焦りましたが1戦力の消耗ですみ,疫病もまたまた出されましたが,ハンニバルの戦闘力で切り抜けます。
この後SAMNIUM,APULIA,ETRURIAを舞台として激しいたたき合いが起こり,何度か戦いが起こりますがハンニバルの勝利が続きます。第5ターンの終了時にはヒスパニアの援軍も海路駆けつけ,戦力的にもかなりの向上が見られました。
この時点でローマはPCをかなり減らしてはいますが,依然有力な兵力を有しています。そして次のターンには大スキピオが現れてきます。政治的にはむしろカルタゴ有利に情勢ですから,一気に決戦に出るか,有能な数多くの将軍を用いて拠点の奪回に出るか,腕の見せ所です。
というところだったのですが,時間の関係でここまでとなりました。
2回目の戦いはなかなか緊迫したプレイが続き,”相手ももうちょっと続けたかったなぁ。”と言うことしきりでした。
初心者のRINでもかなりのプレイが出来るようになったので,このゲームは”簡単で,奥が深い”と言う一つの理想に近いゲームといえるのではないでしょうか。
YEN