1997年1月3日(金)から5日(日)まで,静岡県静岡市根古屋で開催されたTSSと静岡のゲーマの合同合宿で,HANNIBALをプレイしたので報告します。私がカルタゴ,Oz氏がローマでした。

 最初は別にプレイされていたIMUさんのプレイに影響されて,ハンニバルはアルプス越えを急がず,ガリア近辺のPCの除去をしてからイタリアに進入しようと考えていましたが,イタリア内での兵力補充カードがあったので,いきなり方針を転換して第1ターンにイタリアに進入しました。オイオイ(^_^;) しかし第3ターンになるといきなりローマはヒスパニアに進入して,カルタゴを脅かします。しかし,同盟国修正で楽観した私は,ヒスパニアのほぼ全軍をハンニバルの援軍に回します。
 ここで第4ターンにローマはヒスパニアで攻勢をかけ,援軍のお陰で兵力的には優勢ながら,カルタゴは大敗北を喫し,ヒスパニアが危なくなります。しかし,この代償としてイタリアでの防備は危険なほど弱くなっていました。 そこでハンニバルは攻勢に出て,投石機を手に入れていたのを幸い,ローマの攻城戦に乗り出します。しかし,ローマはさすがに堅く,1ヒットしか与えられません。
 第5ターンにはローマは遂にカルタゴ本国にも乗り出しますが,ハンニバルはあくまでローマ攻めを行い,MAGOがローマ攻めに加入したこともあり,ついにローマの占領に成功しました。きわどい勝利でした。
(注 ルール16.4項によれば、「1枚の STRATEGY CARD で出来る強襲は各都市1回のみ」となっていますから、この点は間違ったプレイです。)
 今回はヒスパニアがほぼ落ちたので,カルタゴは兵力補充に制限を受けることは明らかであり,短期決戦以外の手はなかったように思われます。攻撃的なローマもなかなか魅力的です。何と言っても,いつでも海輸で帰れるのですから。

YEN      

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