7/19,20に行われた,YSGA夏期コベンションに,TraJan氏とともに参加しましたので報告します。
 初日は30人,2日目も多数の方が来られ,会場の机が不足気味になるほどの盛況でした。当会議室でご活躍の方を始め,多数の方々とお会いすることが出来て,大変収穫が多かった両日でした。

 初日は,YAGAの方とハンニバルを2回プレイしました。まず最初の方は失礼ながら名前を失念してしまいましたが,私がローマをプレイし,幸運にも勝たせていただきました。相手の方は,ハンニバルをプレイしながらも,なかなか反撃チェックが成功せず,非常に運が悪かったのが残念でした。

 次にプレイしたのはM氏で,私がカルタゴ,M氏がローマです。割と両軍ともいい感じでプレイが進んでいたのですが,SAMNIUMの戦いで,退路がPCでたたれているにも関わらず,あえてそこに留まったところ,ローマの反撃によりハンニバルが討ち死にしてしまいました。ここは判断ミスだったと思います。

 午後からはF氏とD−DAY(エポック)をプレイ。私が独軍,F氏が連合軍でした。第3ターン,第2ターンの反撃のせいではありますが,連合軍は配置ミスをして,英軍の2スタックが被包囲の状態となりました。置き直しを勧告しましたが,連合軍は立派なことにこれを遠慮します。ただ,英軍の配置には慎重を要するこのゲームではこれは致命的で,結局このターンにマルベリーが1つ落ちるのが必至の状況となり,ゲームは終了となりました。


 翌日はメインイベントのハンニバルトーナメントがありました。優勝景品に釣られたわけではないのですが(^_^;),これに参加させていただきました。

 まず1回戦は光栄にもIdioten氏とプレイ。私がローマ,Idioten氏がカルタゴでした。
 序盤,Idioten氏はHASDRUBALが持つ2兵力を含む,イベリアに展開する全軍をアルプス越えさせます。このムーヴは,ローマが対応できるカードがあるとは限らないことと,ローマがイベリアに遠征軍を派遣した場合,さすがに全軍を相手に1人の将軍では心許ないことから,必ずしも適切な対応をしづらいことは言えます。見るべき点が多いとは思いました。
 ただ,その分イベリア半島を捨てることになりかねず,イタリアでの早期の勝利が必要となりそうです。今回は残念ながらHANNIBALは勝利を重ねることが出来ず,とうとう討ち死にしてしまい,この時点でイベリアが相当討伐されていたので,カルタゴの投了で終わりました。

 2回戦は,るっつさんを下したハナザー大将さんが相手。私がローマ,ハナザー大将さんがカルタゴでした。
 序盤,ハナザー大将さんは1兵力を持ったMAGOをT.LONGUSに突っ込ませます。いきなりのダブル攻撃にT.LONGUSは敗退。とはいえ,損耗でMAGOが昇天したので,被害は最小限度で留まりました。しかしながら,第2ターンに再び引かれたT.LONGUSに1兵力のMAGOが突入。再びのダブル攻撃により,なんとT.LONGUS率いる軍団は壊滅の憂き目にあいます。そうか,MAGOってこんなに強かったんだ。(^_^;)
 幸い北イタリア方面は比較的安定しており,ハンニバルの進入を何度と無く退けたのですが,シシリアに加えてシラクサもカードで取られたので,政治的に不利な情勢となっていました。
 そこで,第6ターンに登場する大スキピオを持ってイベリア侵入を計ったのですが,急きょイベリアに戻ったハンニバルにより撃破され,討ち死にしてしまいます。強行軍カードを見過ごして,ゆっくり拡大を計っていた私の計算違いでした。
 第7,8ターンには,最低時で2戦力まですり減ったハンニバルを討ち取るのと,イベリアを支配して政治的に優勢を得ることを狙って,激しい戦いが繰り広げられますが,その都度ローマは撃退され,兵力をすり減らして行きます。
 第9ターンになった時点で,仮に殆どのカードをPC配置に使っても,ローマが政治的に優勢になる可能性が殆どないことが判明しましたので,投了させていただきました。

 その後,ハナザー大将さんは太公捨 立謀さんに勝利を収められ,見事ハンニバルトーナメントの優勝を飾られました。さすがですね〜。(^_^)

 手持ちぶさたにしていると,るっつさんからハンニバルのプレイを誘われましたので,お相手させていただくことにしました。私がカルタゴ,るっつさんがローマです。
 序盤私はイタリア北部での徴兵カードと,南部での徴兵カード,TARENTUMの陥落カードを入手しましたので,1兵とMAGOを残してハンニバルがアルプスへ強行軍を行い(枚数の関係でバックスペースだと間に合わなかった。),MAGOは上陸を狙う考えでした。第1ターンはローマ軍は全く移動しなかったので,成功すれば結構面白いことになったような気もします。ところが,伝令カードにより,南部での徴兵カードを奪われ,加えてハンニバルが蛮族の抵抗に合い,組立が狂ってきました。(^_^;)結局ハンニバルはイタリア北部に進入するものの,上陸は取りやめることにしました。
 第2ターン,カードの枚数の関係で,2フェイズ連続行動となった私は,山越えでETRURIAへ進入,これの支配に成功します。ところが,山越えで2兵力を失い,支配のために兵力を分派したので,次ターンに先制を取って再集結をせねば危ない情勢です。
 ところが第3ターンにはローマがキャンペーンカードにより先制を取ってしまいます。これをどう凌いだか記憶が定かではないのですが(^_^;),ターン中盤にはイタリア北部の情勢はハンニバル有利となっていました。
 ここでローマは和平カードを出します。ところが和平カードは以前は役立たずの代名詞だったのですが,改訂ルールにより,移動を伴うカードプレイでは和平の効果を打ち消すことが出来ないということになりました。自国領内での移動でキャンペーンを使ったり,ガイドでの山越えをしたら消えるのでは?という見解も考えられましたが,とりあえず移動カードでは一切消えないと言う解釈でプレイすることとしました。そして,カルタゴには移動カードしかなかったのです。(T_T)
 ここで,私の野暮用により,るっつさんには申し訳なかったのですが,プレイはここまでとなりました。


 いや〜,今までハンニバルはおそらく10回もプレイしてなかったんですけど,何と2日で5回もプレイしてしまいました。大変堪能できました。(^_^)

 上京中には,多くの方々にお世話になりました。この場を借りてお礼申し上げます。m(__)m

YEN      

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