12月3日(日)、沼津のA氏宅にお伺いしてゲームをプレイしてきましたので、その報告をします。
A氏は今まで孤立系ゲーマーだった方で、今年に入ってからヤフオクなどで他のゲーマーの存在を知り、連絡してこられました。普段は学生時代の仲間などと、プレイしているそうです。
まず最初に「Up Front」を、A氏の希望でプレイ。ずっと昔から持っていたそうですがルールのコンセプトがわかりにくくて全然やっておらず、最近仲間内でこういうゲームの需要が出てきたため練習したいと思っていたそうです。
A氏的には「手軽でけっこうらしくておもしろい」との事でしたが、このゲームばかりだと「タイタン(AH)」で言うところの「サーペントへの道」なんだよなあ…。
昼食から帰ってくると、A氏の後輩のT氏が待っていました。T氏は東京在住で以前私がA氏と「East Front」などを対戦した時に同席しておられ、この日は私が行くというのでわざわざ東京から来られたそうです。
次にプレイしたゲームは『20世紀最後の傑作(?)』、「Pacific Victory」でした。A氏が前回私と「East Front」をやった時に感動(?)され、同じ積み木のこれを購入したそうです。
まずマップの北側に座った「斜陽の日本軍ファン」T氏が日本軍駒をとり、マップ西側に座った私が連合軍駒をとります。マップ東側に座ったA氏は「じゃあっ私はインストでも…」とおっしゃられますが、私が「せっかくですから、一緒に連合軍で…」という事でインドとオーストラリア方面を受け持ってもらいます。
「斜陽の日本軍ファン」T氏は「1943年シナリオで…」とおっしゃいますが、A氏は「せっかくだから、最初から…」と言い、私が「じゃあ間をとって1942年シナリオで…」とシナリオも決まります。
で、シナリオルールを読んでいったところ、「このシナリオを連合軍2人でプレイすれば、3人用として最適」といった事が書いてあり、思わずみんなで「納得!」。
展開はかなり史実どおりな感じで、4時ごろから始めて9時ごろまでで1943年いっぱいまでという感じでした。A氏とT氏はもう少しやりたそうでしたが、私が帰るのがツラいので申し訳なかったですがここでお開き。
予想通り、噂に違わぬ好ゲームでした。
たしかにシミュレーションとしてみると生産がすぐできてしまうというのは問題ですが「日米の経済力の格差」という焦点は、よく出ているでしょう。
ただ「あの(Victoryの)システムで、このテーマを料理すれば、こうなるな」つー感じを「超える」までには至っていないというのも、なんとなく。
#まあその辺は「システム見すぎ」ると、どーしても出てくるのでしょうが。
とりあえず今世紀のうちにこのゲームをプレイできて、よかったです。
ハナザー大将