2001年2月18日(日)のTSS例会にてImperium(GDW/国際通信社)をプレイしたので報告します。ヴァリアントは採用していません。
 私が地球連邦、怪鳥さんが帝国をプレイしました。

ゲーム終了時の情勢

ゲーム終了時の情勢

 第1ターン、地球は守備固めを行うにとどめ、静かな立ち上がりです。しかし、帝国は積極的であり、帝国ターンに、いきなり地上軍全力を持ってProcyon降下作戦を行います。しかし、地上軍の大半は対空射撃で撃破され、残った地上軍もなすすべなく撃破されます。
 これ以降、第一次戦争に於いて帝国は地上軍を再建することなく、地球進攻の圧力が減少することになりました。
 第2ターンにおいてProcyon上空にいた帝国部隊は撃破され、このターンは帝国は部隊の再建に勤しみました。
 しかし、第3ターンにおいて両者はまたProcyonで激突、優勢と見た地球はリアクションで反撃に出ますが、まさかの敗退を喫します。このため、地球と各星系との連絡線が切られ、地球の収入が激減します。
 第4ターン、このままでは経済封鎖の状態で平時の収入を換算されかねない地球は、必死の反撃を行い、ワールド同士の連絡を何とか確保します。先の戦争で戦力が減っていた帝国の攻撃はなく、両者は一時休戦となりました。

 平和は5ターン続き、Mirrabilisはワールドに変化します。このことは次期戦争においてかなり有利な出来事といえます。しかし、平和時が長かったため、Barnard's Starの砲台が2門とも退役したのは懸念材料といえます。
 地球は、退役しなかったBarnard's Starのモニター艦に加えてProcyonにもモニター艦を配置、また、地上軍も増強し、両星系とも3個師団が守備につきます。また、偵察艦・戦闘機・空母・輸送船の多数が就役し、プレイ時は少ない収入の割にはそれなりに防衛力が整備されたと思っていました。
 対して帝国は、余りよく見ていなかったのですが、地上軍のほぼ全軍を就役させていました。ただし、その割を食って駆逐艦以上の艦船はあまり就役しなかったようです。

 第二次戦争が始まると共に、帝国は大軍を持ってBarnard's Starに押し寄せます。上空にいた偵察艦を即座に吹き飛ばすと共に、全ての輸送船が地上軍を抱えて降下してきます。前哨基地はそれなりの戦果を挙げますが、それでも大量の地上軍の降下を許してしまいます。ここで、帝国地上軍は地球軍の戦線を突破し、後方の地上基地で待機していたモニター艦と戦闘機を撃破します。
 しかし、帝国海軍は、地上軍に予算を割かれ、予算規模にしては意外な程度の兵力でした。ここで地球は即座に反撃を決意、激戦の末、帝国海軍を撃破します。このため、帝国は、タンカーとBarnard's Star地上にいる輸送船以外の、ジャンプ能力のある宇宙船を失ってしまいました。

 時間のため、ここでプレイを終了しました。次ターン以降の展開は、地球はProcyon方面で二重戦線が張れるので、地球とAlpha Centauriを軸として暫く耐えることになるのでしょう。

 今回はMirrabilisがワールドに変化するという行幸に恵まれたのですが、それでも第二次戦争の遂行は地球には大変ですね。個人的には、第二版は地球にはかなり不利に感じるので、ヴァリアントを導入してのプレイをしてみたいですね。

YEN      

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