TJです。
RED ARMY(GDW/HJ)をプレイしたので報告します。
白ロシア大作戦(RED ARMY)はバグラチオン作戦をテーマとしたゲームで、圧倒的なロシア軍の大攻勢を再現します。今話題のゲームDRIVE TO THE BALTIC!の少し前の時期を扱います。
このゲームを1度プレイしただけですが、その印象を報告します。
このゲームはだだっ広いマップにわずかなユニットで、それだけだと北アフリアのゲームのようです。ユニット規模はドイツは師団、ロシアは軍団が中心です。
プレイヤーターンのシークエンスは
第1インパルス(移動・戦闘)
リアクション(非フェイズプレイヤーによる移動)
第2インパルス(移動・戦闘)
というよくありがちなものです。
リアクションは予備指定部隊が行なえます。予備指定は第2インパルスに活動せず、敵ZOCにない部隊は指定できます。
特徴的なルールは移動した部隊は直後の攻撃で攻撃力が下がることでしょう。だいたい、歩兵部隊は半減、機甲部隊は1低くなります。
いざ、プレイしてみると、最初の奇襲ルールが結構効いて、前線のドイツ軍はかなり撃破され、大機動戦の様相を程しますが、しばらくたつとドイツ軍も立直り
ロシア軍第1移動(接敵)
ロシア軍攻撃せず(攻撃力が下がるため)
ドイツ軍リアクション(1ヘクスさがる)
ロシア軍第2移動(接敵)
ロシア軍攻撃せず(攻撃力が下がるため)
ドイツ軍第1移動(1ヘクスさがる)
ドイツ軍第1攻撃(攻撃せず)
ロシア軍リアクション(予備なし)
ドイツ軍第2移動(全部隊を予備指定)
というルーチンワークにはまります。
仕方なく、ロシア軍は移動後すぐ戦闘せざるをえませんが、これでは、通常の移動−戦闘システムとあまり代わり映えしないなあという印象でした。
シナリオはショートシナリオとキャンペーンの2つがありますが、ショートシナリオに勝利条件がないのには閉口します。立場を変えて2回対戦しろというのはどうもね・・・。
全体的な印象は少し単調な感じがして、とりあえず「?」な評価です。
それから、マップアートの悪さは衆目の一致するところでしょう。GDWゲーム全体に言えますが、HJもそんなところは忠実に再現する必要もなかったと思うのですけどね。
TraJan
錦です。
9月30、31日の例会において、GDW/HJ『白ロシア大作戦』とHJ『突撃レニングラード』をプレイしました。
本当は『Strike North』をする予定だったのですが、国際通信社からのルールの回答が例会日に間に合わなかったのと丁度、DVDで映画『ヨーロッパの解放』の「大包囲撃滅作戦」の件を見たので急遽これをプレイすることにした次第です。
詳しい事は師匠の発言に譲りますが、この作品についての長年の疑問(初プレイです)―果して、こんなに少ないユニット数でフルマップ2枚のゲームが成立するのか?。が見事に氷解しました。進入禁止の地形の存在及びその移動コストに比しての移動力ので低さで見事にそれが解決されていたとは…。
やはりゲームは他人とプレイして見ないと判らないものですね。
そして、翌日プレイの『突撃レニングラード』も同じ感じの作品でした。
この作品はハッキリ言って面白かったです。(これまた初プレイ『白ロシア…』より遥かにプレイアビリティは高かったです。)
いやぁ、こんな楽しい作品をプレイせずに今まで眠らせておいたとは勿体無い事をしてきたものです。
> それから、マップアートの悪さは衆目の一致するところでしょう。GDWゲーム全体に言えますが、HJもそんなところは忠実に再現する必要もなかったと思うのですけどね。
確かに、あのゲームマップの色合いは寝不足の目にキツイ物がありました(笑)。又、『突撃…』のマップもこのマップに比べると遥かに綺麗で目に優しいのですが、『エポックバルジ』並の地形の見難さがあります。
それでは。
錦大帝
TraJanさん、錦大帝さん、こんにちは。
>>> それから、マップアートの悪さは衆目の一致するところでしょう。GDWゲーム 全体に言えますが、HJもそんなところは忠実に再現する必要もなかったと思うのですけどね。
>>確かに、あのゲームマップの色合いは寝不足の目にキツイ物がありました(笑)。
この頃のGDWライセンス版は、米国より印刷用フィルムを送って貰っていたのではなかったでしょうか? 記憶モードですが、Assaultシリーズの一作で白い川がある事への質問にそう言う回答があったような気がします。
YEN