1998年3月29日にDAK the Desertをプレイしたので報告します。私が英軍、SHAKEさんが独軍でした。
遅滞戦術の研究をする暇がなかったので,英軍の基本戦略として反撃作戦を取ることにしました。
第1ターン,独軍は後衛の英軍歩兵旅団に阻まれ,英第2機甲師団と第9オーストラリア師団を取り逃します。前者はハルファヤ峠に,後者はトブルクにて防御を固めました。
第2ターンから第4ターンまでは、両軍とも戦力の充実に終始します。
第5ターン終了時の情勢
第5ターン,独軍はハルファヤ南方の英軍に攻撃を行い,英軍に少なからぬ打撃を与えることに成功します。ここで英軍はコマンドの受領に失敗したために動けず,すかさず独軍は英軍主力の連絡線をカットするとともに,先ほど攻撃した部隊を追撃,英軍に多大な損害を与えます。
しかし,英軍は包囲環の外にいる部隊と共同して反撃を開始,独第21装甲師団に壊滅的な打撃を与える事に成功します。ここに至り,独軍は撤退を始めますが,独第21装甲師団は逃げ切ることが出来ず,全滅の憂き目にあいます。また,独第15装甲師団は砂漠の奥地に逃亡,自信の補給を消耗することにより辛うじて損耗を免れます。
第6ターンは英軍がコマンド受領が余り出来なかったこともあり,独軍は第15装甲師団の回収に成功します。この後,第9ターンまで独軍はバルディアに引き下がるとともに,戦力の充実を図ります。
第10ターン,ほぼ全力状態に復活した独軍は満を持して攻勢に出てきます。しかし,英軍は2線,3線にて待ちかまえており,部隊をローテーションで回してきます。また,英軍の反撃は激烈を極め,独軍の多くの構成部隊は相当消耗していまいした。
ゲーム終了時の情勢
ここにおいて,独軍は敗北を認め,ゲームを終了しました。
3/28のTSSでのプレイの教訓により,多少英軍の編成を見直しましたが,それが功を奏した点もあったようです。もちろん,英第2機甲師団と第9オーストラリア師団が脱出できたなど,運が良かったのは否定しませんが,昨日よりは賽の目の偏りは少なかったと思います。
独軍は3/28のTSSでのプレイ同様,ハルファヤ南方での機動戦にて敗北しました。ただ,この戦法は決して悪いものではなく,実際英軍がコマンド受領に連続すると,相当な戦果を挙げることは間違い有りません。正面からの攻撃では英軍に打ち負けるでしょうから,やむを得ない選択だと思います。
英軍が,点ではなく面で攻勢を受け止めるようになると,独軍は相当な運のしを味方にしないと,これを打ち破ることは出来ません。その意味で,最初の小競り合いに負けると,独軍が勝利を収めることはかなり難しくなるように思われます。
YEN