1998年8月8日のTSS例会にて、フィン−ナポレオン(GJ#52)をプレイしましたので報告します。
 私がフランス軍、Tnさんが反仏同盟軍でした。

 最初のプレイでナポレオンはオーストリアを下し、そのままロシアを目指します。フランス軍は戦闘とロシアでの損耗で損害を被ったものの、その勢いは止まらず、ロシアはフランスの軍門に下り、ゲームは終了となりました。

2回目のプレイの終了時

2回目のプレイの終了時

 次のプレイでは、ナポレオンはオーストリアを下した後、やはりロシアに進入しますが、フランス軍は大損耗を被った上、ロシア軍が兵力を補充できたため、ロシア攻めは躊躇され、フランスは中欧へ撤退して行きます。
 ここでフランスは自国の兵力が損耗したのと各国の臨戦態勢が整いつつあったのに鑑み、動員/改革と補充に力を注ぎ、ヨーロッパ最強の軍事力を手に入れます。  ここで動員/改革が遅々として進まない他国を尻目にロシアに侵入し、大損害を被りながらもこれを撃退します。その後中欧に戻ったフランスは再び兵力を整えてスペインへ侵攻、これを撃退します。
 ここで、各国は宣戦布告活動に失敗し、フランスは勝利を宣言することが出来ました。

 今回の反仏同盟軍は非常にサイコロに祟られていて、特に動員/改革や宣戦布告活動がなかなか思うように行かなかったようでした。
 フィン−ナポレオンでのフランスの勝ちパターンというのは、
  1 序盤の反仏同盟軍の兵力不足を襲う
  2 中盤に動員/改革を早めに行い大兵力で各個撃破する
  3 相手のミスや順番を利用して勝利する
の3パターンが有るように思われます。
 序盤の反仏同盟軍の兵力不足を襲うというのは、非常に有効なのですが、多分に運の要素が絡みます。
 中盤に動員/改革を早めに行い大兵力で各個撃破するというのも良いのですが、相手の国力も相応に上がっているので、相手の回復も早くなっているという事が言えます。
 終盤になってくると各国は軒並み国力が上限までいっているわけですが、こうなると反仏同盟軍が慎重なプレイをすると、なかなか勝のは容易ではなくなってくるようです。
 何れにせよフランスが積極的にプレイする事によってゲームが動きますから、楽しんでプレイしていただきたいと思います。

YEN      

 

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