2001年11月4日(日)のTSS例会にて、Kestenga(PRP)でをプレイしたので報告します。
 シナリオ1"Across the Sofyanga"では私が枢軸軍、Yさんがソ連軍を、シナリオ2"The August Campagin"ではYさんが枢軸軍、私がソ連軍をプレイしました。両者とも初めてのプレイです。

シナリオ1終了時   シナリオ2終了時

シナリオ1終了時              シナリオ2終了時

 シナリオ1では、SSノルト師団の一部の支援を受けたフィンランド第3師団が、損害を被りつつも前進を続け、有力なソ連軍の一部を包囲拘束します。しかし、Kestenga近辺まで行ったところで攻勢限界に達し、6ターンで終了しました。終わってみると、EXの損害が祟り、枢軸軍の敗北で終わりました。

 シナリオ2ではSSノルト師団とフィンランド第3師団が全力で攻撃を掛け、一時期はVerkhneyaまで2ヘクスまで迫ります。しかし、ソ連軍の援軍が来ると、進撃はストップし、ソ連軍は優勢な兵力を生かし、1:1でもEXを狙って積極的な攻撃を仕掛け、両者消耗戦に突入します。大きな痛手を受けた枢軸軍の攻勢には冴えがなくなり、7ターンで終了しましたが、枢軸軍の敗北となりました。

 このゲームは、師団単位のチット引きシステムで、活性化した師団は「機械化移動−戦闘−移動」となっています。
 極北の戦闘で、機械化部隊が活躍したかどうかは知らないのですが、機械化部隊以外にも軽歩兵が動けるので、そこらへんの雰囲気は出ています。
 ZOC to ZOCの移動が1ヘクスだけ可能、戦闘結果は基本的に流動型、敵ZOCでも自軍部隊がいれば退却可なので、チット引きシステムと相まって、マップが狭い割にはかなり流動的なゲームです。
 「戦闘−移動」なので、防御側は遅滞戦術が可能ですが、重要地点まで下ががり切ってしまうと、戦うしかありません。攻撃の際はARの結果は怖くない(続く「移動」でリカバリー出来る。)ので、かなり積極的に攻撃でき、結果かなりの殴り合いが楽しめます。もっとも、EX以外に攻撃側にはペナルティが(事実上)ないというのはやや疑問に感じました。
 今回プレイしたシナリオは、何れも枢軸軍が抜けそうながらもソ連軍の援軍が駆けつけてそれを阻止する、というシナリオでした。シチュエーション的にはまぁまぁだと思います。

 手堅くそこそこ面白かったのですが、ややディベロップ不足も感じましたので、リメイク版とされるForgotton Axisのシリーズをプレイしてみたくなりました。

YEN   

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