1997年8月17日(日)のTSS例会にて、OPERATION HUSKYをプレイしたので報告します。私が枢軸軍、K氏?(自信なし)が連合軍でプレイしました。
まず、英軍は東方で、米軍は西方にて戦線を拡大します。これに対して独軍はハイスタック及び遅滞戦術で対抗。被害を最小限にとどめるべく努力します。第1ターン終了時には、英軍はVIZZINIを占領、米軍はAGRIGENTO前面まで進出します。
第2ターン開始時
第2ターンは英軍主体で攻撃があり、英軍にかなりの出血を与えるも、独軍はHEX1118の川のラインからも撤退してゆきます。
第3ターンもさらに独軍の撤退は続き、CATANIA前面と中央の山岳地帯で守りに入ります。中央の道路の一部が連合軍のZOCで閉鎖されたため、移動に困難が伴うようになりました。
第4ターンは、CATANIAとGERBINI飛行場を巡り激しい戦いが繰り広げられますが、とりあえず独軍が支配を続け、中央の戦線では暫時撤退してゆきました。
第4ターン終了時
時間により、これでゲームを終了しました。
ユニットごとにポイントを割り当てて部隊を活性化させるというシステムは、どこかAus dem Traum(GJ#46)を思わせるところがあります。Aus dem Traumもいいゲームでしたが、このゲームも敵が集結してくるとさっと退いたり、第3インパルスでは(オーバーランされない程度の)1兵だけ残して撤退したり、総攻撃があるかどうか顔色をうかがったりと(^_^;)、楽しくプレイすることができました。
この手のシステムだと、プレイアビリティが低下する事がありますが、Aus dem Traumほどではないにせよミニゲームですから、プレイは十分に可能です。ただし、1ターンに3インパルスが存在するため、プレイには結構な時間がかかると考えた方がいいでしょう。
何れにせよ、コマンド日本版に記載があったとおり、米国ではかなりテストプレイが行われたそうですから、その意味で異色の出来映えと言えそうです。
実のところ、1:2以下の攻撃を許してしまったり、砲兵の攻撃力の加算を忘れていたりと、相変わらずルールはいい加減にプレイしてしまいましたが(^_^;)、面白さの片鱗は伺えたように思います。
YEN