1998年10月31日のTSS例会にて、スペースエンペラーをローカルルールでプレイしたので報告します。
 プレイヤーは風間祐一さん、ふゅーらーさん、IMUさん、Tさん、私でした。

 序盤にふゅーらーさんは惑星を2つ手に入れるという幸運に恵まれ、他のプレイヤーにリードします。他の人は惑星を手に入れはするのですが、すぐに宇宙怪獣に襲われるなどの不幸が続き、なかなか勢力を蓄えられません。しかし、集中的に攻撃を受けたふゅーらーさんは結局惑星1つを宇宙怪獣に襲われ喪失してしまいます。
 そのころ、幸運にも要塞と超兵器を手に入れた私は、勢いに乗り惑星2つを支配しまし、中盤で勢力を誇っていました。
 山が無くなり札が引けなくなった終盤、次々にプレイヤーが脱落して行き、最終的にふゅーらーさんと私との決戦になります。ここで、エスパーの乗った要塞に超兵器の付いた要塞を撃破された私は、次第にじり貧となり、結局勝利を譲ることとなりました。

 私はこのゲームを元ルールでプレイしたことはないのですが、元ゲームでは、艦隊は使い捨てで、賽子は使わず出す手札が隠匿されていることにより、有る程度のランダム性が得られていたそうです。
 元のルールでプレイしていないので断言は出来ないのですが、艦隊が使い捨てで無くなったのは、良い改訂だと思います。やはり船に対する思い入れが出来るか出来ないかは、この手のSFゲームでは重要な要素と思われますから。
 生き残った部隊が手札制限の内数に入るというのも、部隊の育成と手札の組み方が悩ましく、なかなか面白いと思いました。また、攻撃・防御に使えるカードが3枚に制限されているルールと相まって、バランスの調整にも役立っているようです。

 何れにせよ、陣取り型ゲームで部隊の整備の要素が有るゲームは、ゲームとして楽しくプレイできると思います。このゲームの場合はルールが簡単ですから、気楽に楽しむことができますので、それがこのゲームの当サークルでの人気に繋がっているのかなと思いました。

YEN      

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