2000年5月28日のTSS例会にて、Kanon Trading Card Game(TI TOKYO)をプレイしましたので報告します。なお、このゲームはまだβ版で、一般販売は限定されています。
このゲームは、Kanonのキャラクターがコスプレ(を?(笑))したカード等でデッキを組み(山を奇跡と言います)、バトルに7回勝利するか、相手のフィールドからカードを失わせるか、相手の奇跡を尽きさせるかを競い合うゲームです。
ゲームのシークセンスは、ドローフェイズ、カードセットフェイズ、ペイコストフェイズ、バトルフェイズ、ペイコストフェイズ、エンドフェイズです。このうちバトルフェイズがゲームの中核で、攻撃側がバトルに参加させるカードを選び、防御側が同じく選択し、それぞれボーナスやイベントカード、特殊能力を使用して、より数値の高い方が勝利します。1ターンでバトルを行えるのは基本的に1回で、ターンを繰り返して勝利を目指します。
ちなみに、多数のイラストレイターが参加しているために統一感はありませんが、全般的にはかなり美しいカードだといえると思います。
今回のプレイは、私とSyさんとでプレイしました。特に奇跡を構築することもなく、集まっているカードを漫然と使ってプレイしたため、バトルの際にブーストが余り出来ず、殆どバトルの結果が運のしに成ってしまいました。結果は、フィールドにカードが無くなったら負けということを忘れていた私が、カードを全て撃破され、敗北となりました。
カードを見ていると、特殊能力が非常に多く、しかも直接戦闘を支援すると言うよりはトリックテイキングな能力が多いので、奇跡を構築する際にはかなりの検討が必要という印象を受けました。LFTCGはかなり単純な構造だったのですが、同じようには評価できないようですね。
今回はルールとカードの検討が不十分だったので、何とも言えない結果でしたが、奇跡の構築を十分検討した上で再挑戦してみたいと思います。
YEN