太宰府跡(福岡県太宰府市)
古くから歴史の舞台となった太宰府は、いま新しい西日本の中心地である福岡市の南にひっそりと佇んでいます。
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天智天皇2年(西暦663年)、白村江の戦いで大敗した日本は、大陸からの進攻に怯えるようになり、九州から瀬戸内、近畿までに至る防御ネットワークを構築します。それと伴に、博多の鄙の津にあった太宰の府がここに移されました。
百済からの亡命者の指導により、北面の四王山には大野城が、平野部には水城城が築かれ、この府の守りに当てました。
その後10世紀中頃の藤原純友の乱で消失するなど、幾多の変遷を経ながらも九州一円の根拠地として機能しました。
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現在、太宰府跡は、旧構を偲ばせる、政庁周辺部の礎石のみが残る姿で現在にその姿を伝えています。
写真5 水城跡(列車軌道により分断された断面)
○交通機関
太宰府インターから車で5分
西鉄都府楼前駅から徒歩10分
JR二日市駅から車で5分
私は西鉄太宰府駅で下りて太宰府天満宮を観光してからタクシーでここまで来て、JR二日市までタクシーで帰りました。割と効率の良いルートだったのではないかと考えています。
以上報告者 YEN でした。