投稿日 | : 2003/03/03(Mon) 20:46 |
投稿者 | : 柿崎 唯 |
Eメール | : wyvern9@juno.ocn.ne.jp |
URL | : http://www9.ocn.ne.jp/~saphisgc/ |
タイトル | : Re^6: ルール改定 |
YENさんへ
いろいろとご意見をありがとうございます。
> ○Dシステムについて
> 私の意見は、Dシステム自体を批判していたのではなく、D結果が比較的低い火力でも発生し、プレイヤーにそれを防ぐ有効な手段が少なく、かつ低確率ながら発生するとゲームに大きな影響を与えかねない、ということでした。私の提示した問題点は、例えば(強襲による戦術修正を残した上で)赤軍が強襲をした場合、低火力ではD結果が発生しない様にすれば取りあえず解決します。
> また、防御射撃で全体効果であるD結果が出ると、他の戦闘結果との均等が取れないと言う意見もあったと思います。この点は、例えば、「D結果は、戦闘に参加した全ての部隊が混乱する。ただし、混乱する部隊は、射撃を行った敵ユニット数を越えて混乱することはない」とすれば、かなり弊害は減ると思います。
> 根本的に、Dシステム自体が面白いかどうかは、主観の問題ですので難しいところですね。「普通のゲームになった」と書きましたが、「普通のゲーム」が詰まらないゲームという趣旨ではありません。
> ただ、個人的には、Dシステム自体はゲームに意外性を与えますし、また、混乱がすぐ収まる独軍となかなか収まらない赤軍、そして混乱している部隊を独軍が吹き飛ばす様は、なかなか感じは出ていると思っているので、評価に値するとは思っております。
>
> ○戦術修正について
> フィジカルシステムの観点からは、単純化を進めて、例えば、仮にSSが敵対する全兵科に対して強みを発揮するとするのなら、細かい戦術修正を付けるよりも、戦闘力の評価に盛り込むか、それが無理なら修正表をNo.436の様に単純化した方が良いと思います。
> 戦闘力数値では表現できない細かい個性(敵対する兵科毎に得意不得意を与える等)を強調したいのなら、より個性的にした方が狙いは浮きだつでしょう。
>
> プレイヤーが受ける印象としては、毎回戦術修正表を参照するのはプレアビリティーを下げる反面(戦術修正値を与えて、攻撃側と防御側の差を戦術修正とするとすればこの問題は多少軽減される)、多くの表を参照して、コラムシフトや賽の目修正を繰り返すのは、いかにも精密なシミュレーションだという印象を与えるかも知れません(屋上家を重ねる印象を与える可能性も否定できないが。)。
>
> 個人的には、Dシステムを廃止するのならば、損害が1増えるか増えないかという問題に過ぎないので、どちらでも良いというのが率直な感想です。
> Dシステムを復活させる場合は、前のバージョンSS+タイガーは半分近い確率でD結果を与えるので、これが適切か否かという検討が必要だと思います(この表現が不適切という趣旨ではありません。戦闘結果はゲーム上の表現に過ぎないので、この結果が出ることを前提にバランス調整すれば足りることですから。)
もとの戦闘結果表では、コラムアップすると想定損害ポイントが増えるが「D」は増えない。戦術修正が付くと想定損害ポイントはあまり増えないが「D」は増える、というように出来ていました。
対して、今回の戦闘結果表はオーソドックスなファイアーパワー方式であり、戦術修正によるものとコラムアップによるものとが、あまり変わりありません。
その意味では、以前のバージョンに私は未練が有ります。
ただ、前のものでは「ダイス修正が多すぎる」、という意見が掲示板および直接のメールで多く認められました。このためダイス修正を半減し、コラムアップ主体としたものを考えたわけです。
また、Dの結果も受け入れられがたい、感がありましたので、個人的には未練があるものの、廃止してみたわけです。
テストプレイヤーの方々全てにご意見をお聞きしたいのですが、今回の、戦闘結果表の改訂方向は、「良い」とお考えでしょうか?
以前の版を基礎として調節するか、新しいもので調節を行うか、ということです。
ご意見をお待ちしております。