1999年1月23日にHannibal(AH)をプレイしたので報告します。このプレイはジェネラルに掲載された追加ルールと追加指揮官ユニット全てを使用しています。
 私がカルタゴ、TraJanさんがローマでした。

第1ターン終了時の情勢

第1ターン終了時の情勢

 第1ターンはカルタゴはIdubedaに地歩を築くと、Syracuseが反乱を起こし、すかさずハンニバルはSyracuseに5兵力を率いて上陸します。すかさずT.Longusをが攻撃してきますが、これを撃退します。T.Longusはシラクサを諦めてBruttiumに攻撃を仕掛けますが、成果を上げることが出来ませんでした。
 カルタゴプレイカード 2 3 3 1 1 2 1
 ローマプレイカード  1 1 2 2 1 1 3

 第2ターン、ローマはT.Longusをプロコンに指名しました。今回選ばれたコンスルは、A.PaulusとM.Liviusだったので、よい選択といえます。
 M.LiviusはGallia Cisalpiniaに向かい、Boiiを占領します。ハンニバルは、Massanaを除いてシラクサを平定します。
 ローマプレイカード  2 2 2 1 1 1 2
 カルタゴプレイカード 1 2 1 1 2 2 2

 第3ターン、ローマはG.NeroとMarcellusをコンスルとして選ぶという幸運に恵まれます。
 M.LiviusはGallia Cisalpinia平定を続行し、G.NeroとMarcellusはBruttiumへの攻撃を行います。
 ハンニバルはカルタゴに帰還し、代わりにHasdrubalがシシリア防衛の任に当たります。
 ここで、G.NeroとMarcellusはMassanaに籠城、シシリア完全平定を妨害します。
 ローマプレイカード  3 3 2 3 2 1 3
 カルタゴプレイカード 2 3 3 2 3 1 3

 第4ターン、M.LiviusはGallia Cisalpiniaを完全に平定しました。しかし、プロコンの再任命が行われ、Marcellusは解任、T.Longusがその任に当たります。
 このターン、ローマにはマケドニアの参戦や、メッセンジャーインターセプトなどの不幸が相次ぎ、コルシカの支配権を失っています。
 ローマプレイカード  1 3 2 3 2 2
 カルタゴプレイカード 1 3 3 1 3 3 2 3 2

 第5ターン、Marcellusがコンスルとして再び登場しました。
 HannibalがMassiliaに向かっているのを看取ったMarcellusは、すかさずGadesの攻略に向かいます。しかし、この攻撃は惜しくも成撃ケず、引き返してきたHannibalにMarcellusは撃破されます。
 ローマプレイカード  2 3 3 2 2 3 1 1
 カルタゴプレイカード 1 2 1 1 2 2 2 2

 第6ターン、スキピオ父子が登場します。すかさずMassilia方面の平定を進めます。
 その間隙を縫って、Magoが一時的にEtruriaを支配しますが、Q.Crispinusに撃破されてしまいました。
 ローマプレイカード  1 2 3 2 2 2 1 2
 カルタゴプレイカード 3 3 123 1 1 3

 第7ターン、いきなりマケドニアがカルタゴとの同盟から離反します。しかし、カルタゴはメッセンジャーインターセプトを入手していたので、悪影響は最小限にくい止められます。
 T.LongusがGadesに上陸してきますが、Hannibalが強行軍を行い、壊滅させられます。すかさず大スキピオがIdubedaに進入します。ここで、Hannibalが攻撃を強行軍を行い、辛くも成功を収めますが、probeで攻撃を行ったため、ローマ軍に余り打撃を与えられません。
 このターン、ローマPCの残りは6個となります。
 ローマプレイカード  3 3 3 3 3 2 2
 カルタゴプレイカード 1 3 1 3 1 2 2

 第8ターン、FulviusがGadesに上陸してきます。しかし、カルタゴは和平カードを出して時間稼ぎを狙います。やることが無くなったFulviusはMassiliaへ帰ってゆきます。また、大カトーの提言で、ローマはアフリカへ行けなくなります。
 ローマPCの残りは10個となります。
 カルタゴプレイカード 3 1 1 1 2 1 2 3 3
 ローマプレイカード  3 2 3 2 1 1 1 3 1

 第9ターンのカードの配枚で、ローマに勝ち目がないと思われたので、ここでゲームを終了しました。

ゲーム終了時の情勢

ゲーム終了時の情勢

 実は第1ターンのSyracuseの反乱は、後で気が付いたのですが、Siciliaの反乱の間違いであり、その意味で今回のゲームはドローゲームでした。
 何れにせよ、第1ターンのイベントの間違いはともかく、その後のカード運も非常にカルタゴはよく、ローマには不運なゲーム展開でした。
 今回カルタゴは、Magoが牽制的にイタリア上陸を果たした以外は、イタリアには兵力を送りませんでした。離島や本国を固めたところへローマが上陸して勝利するのはなかなか難しく、橋頭堡を作るのにかなり苦労していたようです。プレイ後に一寸話が出たのですが、今回はMassanaが落ちず、シシリア島が陸続きだったので、ローマはこちらから攻めても良かったのかも知れません。

YEN      

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