タイトル | : Re: 初期の地雷 |
投稿日 | : 2004/12/14(Tue) 20:45 |
投稿者 | : アルプスオンジ |
私もその話題には興味有ります。
しかし地雷とは、機能のことをいうのか、製品パッケージのことをいうのか、効果のことを指すのか?或いは設備のことか?ブービートラップはどうなるのか?
どういう意味で答えが欲しいのか明確にしないと皆さん答えようがないと思います。
因みに広辞苑では、地面に埋めて爆発させ(中略)る爆薬、となってます。
極端な話、ランプと黒色火薬が有れば、爆発する仕掛けは作れるわけですから、理屈の上では火薬が発明された時点で発生してもおかしくないと思います。
しかし十分な対費用効果や対象を考えれば、起爆薬炸薬の性能が十分上がり地雷のようなモノが要求される局面がなければ、他の手段を採った方が効果的と想像することが多いのです。
つまり最初の地雷とは、閃光と音はでかいわりに殺傷力は余り期待できない、極めて限られた補助戦術兵器として発生したのではないでしょうか?そのまま使えば元寇に出てくる<てっはう>イメージです。アレが地面で爆発する。それだけ。
手榴弾は擲弾兵という言葉があるぐらいですから、フリードリッヒ大王の頃には着火式投擲爆弾は十分意味のある兵器だったのでしょう。しかし対象が人馬せいぜい馬車であり戦闘様相が大軍同士の決戦や遊撃戦では、地面に設置した自動爆発の仕掛けをした炸裂弾は、大砲の弾として直接敵陣に打ち込んだ方が確実でしょう。より小さな投擲爆弾はなおさらでしょう。
強力な火器などで戦線が停滞して陣地戦の様相が出てきて始めて、今日のような地雷への需要が生まれたと思うし、そのころにはバネ式の起爆装置は既に小銃に普及していたのですから、現地改修でも簡易型の地雷は作れたと思います。そんなわけで大量生産はWW1からじゃないでしょうか?
単なるイッチョカミですが、誰もレスしないので一筆執りました。