タイトル | : Re^4: どれだけの戦力があれば出来るのか |
投稿日 | : 2004/07/07(Wed) 21:25 |
投稿者 | : ウィリー |
参照先 | : http://homepage3.nifty.com/minea/ |
こんばんは、山家さん。
> ウィリーさまの御意見を拝見して、どうにも前提に疑問を覚えたので、2,3点質問させてください。
この問いには簡潔に答えられると思います。
「実現出来ない、という結論が出たら絶対不戦」
もう少しかみ砕いた言い方をするなら、
軍備計画の段階ではあくまで「ペーパープラン」に過ぎません。
軍備計画の実現可能性はその次の段階の話になります。
ですから、軍備計画そのものの妥当性は実現可能性とはまた別の次元の話です。
これは対英仏軍事作戦計画を実現するために
必要な戦力の見積もりをしたまでです。
むろん戦力は相対的な物ですから変動があるのは当然です。
しかし、第一次近似として他の要素を不動とするのも当然です。
#3体問題の近似をやるのに、相互作用を最初から計算に入れるのでなければ
#その計算は無価値だ。そんなことは言えないでしょう?
#第一次近似、第二次近似…n次近似…とやっていくものです。
#私が言っているのも同じ事。これは第一次近似として
#イタリア以外の国のあり方を固定して軍備計画を立ててるのです。
ですから、「ペーパープラン」そのもののの健全性を問題にしているのか
「ペーパープラン」の実現可能性を問題にするかをはっきりさせてください。
もし、前者であるならば、質問自体に意味がありません。
これらは「計画そのもの」に問題がない場合にのみ
問題として現れるのであって、もし計画そのものが内的に
(つまり、計画自体に無理があるのなら)外的要因を調べる必要はなく
この計画そのものを「ゴミ」とお払い箱にすべきです。
一方後者であるならば、計画の内的要因には問題がないことが
前提なのですから、論点はすでに次の段階
〜計画の実現可能性そのもの〜を検討する段階にはいっていなければなりません。
そして、私は、まず、計画の健全性を確認するまでは、
先に進みたくはないのです。