タイトル | : 問鉄砲の効果 |
投稿日 | : 2005/09/18(Sun) 08:46 |
投稿者 | : 柿崎 唯 |
参照先 | : http://www9.ocn.ne.jp/~saphisgc/ |
久保田様、にゃま様へ、
いろいろとありがとうございました。
徳川実記、黒田家譜にあるということでしたら、少なくともなんらかの史実はあったと考えるのが妥当でしょうか。
そうなると問題は問鉄砲の意味になります。
問鉄砲らしき事が行われたとして、
1. 問鉄砲が小早川家首脳に伝わっていたかどうか、
2. つたわっていたと仮定して、それがどのような効果をもたらしたのか、
という2点の問題が発生すると考えます。
第1点については、先に書いたように騒音や距離の問題があります。
比高200メートルという松尾山に、麓から撃ちかけて届くのか、かなり疑問です。末端の兵士が気付いたとして、それを報告するとしたら、それだけでも結構な時間がかかりそうです。
第2点についてはごちょう様も指摘されているように、秀秋が動揺してあわてて山から駆け下るというのはあり得ないと考えます。
私は、「問鉄砲」らしき事はあったのかも知れないが特に効果は無かったと考えたいです。でないと整合性がないので、・・・。
ご意見はいかがでしょう。
柿崎