タイトル | : Re^3: 北条方兵力について(1) |
投稿日 | : 2005/07/25(Mon) 21:41 |
投稿者 | : 久保田七衛 |
前略 ごちょう様
すいません、ここでフライングさせて下さい。
240万石の5人役とした場合、出てくる数値がざっと12万人となります(注)。
後々の議論のため、論点を整理すると以下の2点となるでしょうか?
(A)「北条家人数付」(以下「人数付」と略)の数値約3万4千と上述12万のあいだの乖離をどのように捉えるか?
(B)Aの結論を経た上で、1582年高松城のときの毛利の兵力は説明可能か、どうか?
(A)に対しあり得る解答のひとつは下山氏のもので、「人数付」の数値自体の限界を指摘する立場でしょう。他の立場はどうかということですが、、、さて。現在その線に沿って議論の準備を進めています。
注:『日本戦史』での後北条の石高評価が徳川の慶長3年より多いこと、また5人役で計算していることを考えると、この数値はあるいは少なめの評価かもしれませんが、、、。