タイトル | : Re: 装甲師団と戦車師団と機甲師団 |
投稿日 | : 2002/08/26(Mon) 00:05 |
投稿者 | : TraJan |
かずさん こんにちは。
現在は、米英のARMORを機甲、独のPANZERを装甲、ソ連のTANKを戦車と訳すのが主流のようですが、第二次世界大戦ブックの若番などの古い訳本だとPANZERを機甲、ARMORを装甲と訳しているものが多く、私はこれで慣れてきたので、逆の違和感を感じていた時期もありました。
そもそもPANZERとARMORは鎧や装甲を意味するので、直訳するなら「装甲」が妥当ではないでしょうか。(ポケット戦艦の正式名称であるPANZERも装甲艦と訳されますし。)またTANKは元来、水槽という意味なので、直訳はできませんね(笑)。
それ以外の国だとフランスは直訳しても戦車師団となる名称だったと思います。(詳しい方お願いします。)
西側諸国では、名称だけは騎兵でも実態は戦車部隊というものもありこれを何と訳すのか、訳者の苦悩の種になっているのでしょう。
そう言えば、1年くらい前のPANZER(雑誌)でバルバロッサの記事が載っていて(今手元にないので記憶に頼っていますが)、その中でたぶん普通は「航空艦隊」と訳されるものを「飛翔軍」と訳してあって、少し驚いたことがありました。