タイトル | : Re^14: 欧州海軍はいかなる任務を果たすべきか |
投稿日 | : 2004/07/06(Tue) 14:48 |
投稿者 | : ゲンガー |
皆さんこんにちは。またお邪魔させて頂きます。ゲンガーです。
1.消耗について
船団防空任務の艦載機と敵基地攻撃任務の陸上機で考えますと、私は風間さんの意見に賛成します。敵基地攻撃であるならば、当然爆撃機の損害も出るでしょう。その場合、1機につき複数の人員が失われます。脱出した乗員の救助も防御側が有利です。自軍の勢力範囲内での行動ですから。
戦闘時に関しても結論は風間さんの意見に賛成です。というのは、基地防空戦闘機隊は、いつ来るかわからない敵襲に常に備えていけなければならない緊張感を持続する必要があります。これは意外と聞いてくると思います。攻撃側の飛行距離にもよりますが互角に近いと思います。けれども、これが空母であれば、見つからなければ敵は来ない、という感情の逃げ道があるので基地防空隊ほど精神的疲労はないでしょう。あと、船団が目的地につけば休めますし。基地防空隊はなかなか休めません。
2.補充について
艦載機の乗員訓練のために練習用空母は必須でしょうから、このために例え軽巡クラスを大改装して間に合わせたとしても人・物・金に負担がかかるのは事実です。
戦争時にどちらの負担が大きいか。私はそれほど極端な差はないと思います。発着艦訓練はさほど簡単ではないでしょう。練習中の彼らの護衛も必要でしょう(外海で行うため)。ですが、上で述べたとおり、量の点では基地航空隊のほうが負担大です。求められる技能(操縦士、爆撃手など)は違いすぎるのでわかりません。
ですから、ここは雰囲気でしかものが言えませんが、大して変わらないような気がします。
以上です。